日本の皆さん、こんにちわ。ティラカです。
今日は、スリランカで第2位の輸出額である、宝石のお話です。
私の親友、ニラーニ・モリオカは日本で宝石の会社を経営しています。それで、今日はニラーニに代表的な宝石の内、ルビーとサファイアのお話をして頂きます。

ようこそ、スリランカ・宝石の世界へ
私は、日本在住21年で現在オリジナル宝石デザイナーとして事業を営んでいる、ニラーニ・モリオカと申します。今回は私が、親友のティラカ・ピアシーニに代わって宝石の説明をします。
スリランカと言えば、宝石と紅茶の産地として世界的にも有名です。スリランカで産出される主な石は、アレキサンドラ・キャッツアイ・ルビーサファイアなどが有名です。今日は、ルビーとサファイアについて、語らせていただきます。
スリランカの宝石は古くから歴史に顔を出しています。遡れば、紀元前10世紀も前のこと、伝説にあるソロモンの王子は、シバの女王に、スリランカ産の美しいルビーを贈ったことで彼女の心を射止めたと言われています。最も最近の話題ではイギリスのチャールズ皇太子がダイアナ妃との婚約の際にスリランカ産のコンフラワーブルーサファイアの指輪を贈っています。コンフラワーブルーサファイアとは、ブルーサファイアの中では一番高級なサファイアであります。これらの見分け方は、色にあります。あまり濃くもなく薄くもなくベルベットブルーの事をコンフラワーブルーと呼びます。これらの他に、照り、艶、プロポーション、石の中に含まれているインクルーション(含有物:キズ・泡・羽・シルクなど)の有無などで石の価値が決まります。サファイアは、王家の象徴石といわれ、王族に代々受け継がれています。試練に強く、コンプレックスが解消されるなど、どんな困難にも立ち向かえる力をもたらすエネルギーの高い石であります。もし、お持ちであれば身に付けていて下さい。

続いては、ルビーの話題です。
ハードネス(石の硬さ)は、サファイアと全く同じであります。分類的には、サファイアと同じ所に所属しますが、これらの違いを決めるのは、赤か青であるかの色であります。スリランカ産のルビーはホットピンクであります。タイ、ミャンマーなどのルビーは、ピジョンレッド(鳩の血)と呼ばれるものになり、全く色の深みが異なるものになります。今日、上記のコンフラワーブルーサファイアに並ぶような高級で品質も高いルビーが、世界の宝石発掘所から少なくなってきていて、とても手に入りにくくなっており、これもまた希少価値がとても高くなっています。ルビーはバイタリティやスタミナを失わず、正しい判断力を持つ事を助けます。これに加え、神経を和らげる不思議なエネルギーを持っている石とも呼ばれています。これを読んだ方の中でもし、ルビーをお持ちであれば、是非とも毎日、身に付けて下さい。

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