アーユーボーワン 日本の皆さん、こんにちわ。ティラカです。 今日は、スリランカの教育についてご紹介します。 スリランカも日本と同じく6・3・3制です。日本と違うところは、高校、大学共に授業料と教科書は無料です。義務教育がゆき届いていることからスリランカは識字率は89.5%と高い水準です。 しかし、入学試験のレベルの高さと教材費等の自己負担と大学の数の少なさで大学卒業者があまり多くありません。日本は国公立や私学が多くあって、大学卒業者がたくさんいることに驚きました。 スリランカの幼稚園は、すべて私立で有料です。このため、幼稚園に行ける子供たちは裕福な家庭の少数な人たちです。私は日本の全面的な協力を得て幼稚園を作ることが出来ましたので、幼稚園にいけない子供たちを入園させています。 一人の園児の年間維持費6、000円は、日本の里親の皆様の援助により支えられています。おかげさまで園児と日本のお父さんお母さんとは、絵葉書での心の交流が続いています。 小学校、中学校、高校の科目は、次の内容です。 特徴として、毎朝授業が始まる前に各宗教のお経や瞑想をすることです。 課目(小学校) 国語(シンハラ語、公用語としての英語)、算数、社会、環境、音楽、図工、歴史、宗教(仏教、キリスト教、イスラム教など)、踊り(スリランカの伝統的な踊り)。 課目(中学校、高校) 小学校の課目に理科、農業、政治経済が加わり、音楽、踊り、図工は一つの選択となります。 ネクストタイムはスリランカの宗教についてです。 |
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