アーユーボーワン 日本の皆さん、こんにちわ。ティラカです。 今日は私が生まれて初めて雪を見たときにうけたカルチャーショックのお話です。 スリランカは熱帯モンスーンの国ですから雨季と乾季の2季しかありません。 いつも日本の春と夏の気候なのです。スリランカにいた時にテレビでしか雪を見たことがなかった私にとっては、雪=氷でした。そしてそれはまるでコットンの様に見えたのです。 日本の皆さん。皆さんは兵庫県の「かんなべ」に行ったことがありますか?私はそこで初めて雪を見たのです。雪は柔らかくて、冷たくて、手のひらにのせてよーく観察したらきれいな結晶が見えました。それに山に積もっている雪はまるでたくさんの白い花が咲いているようでとても感動しました。私と一緒に行った外国人の研修生達も雪を見たことがない人ばかりでした。 そこにはたくさんの日本の人が遊びにきていて、私に「雪だるまを作ってみませんか?」と声を掛けてきました。「雪だるまって何ですか?」と聞くと「では、一緒に作りましょうか。」ということで私達は作り始めたのでした。雪を転がしてまあるく大きな玉を2つ作り、一つを体に、もう一つをその上に乗せて炭でまゆげと目を作り、口はニンジンを使って顔の表情を出しと、とても楽しい体験でした。雪だるまは足がなくてどうして立てるのかなと思っていたらそのままでしっかりと座っていました。 冬がないスリランカではこのような遊びが出来なくてとても残念です。国に帰ってスリランカの人々にこの出来事を話してもきっと想像もできない、アンビリーバボーなことでしょう。その後、研修生の人達とスキー靴を履いてストックを持ち「ヘイ、ゴー スキー!」とチャレンジしましたが足は前に進むのに体がついていきません。その上、滑って転んだところを偶然いたテレビ局のカメラに写され「初めてのスキーはいかがでしょうか?」とインタビューまでされ、とても恥ずかしかったのですが思わず「ベリー グッド!!」と答えてしまいました。 雪遊びに夢中で寒さは少しも感じず全ては楽しい楽しい思い出になりました。今度、私はHokkaidoの雪を見に連れて行ってもらえるので今からとても楽しみに待っているところです。 ネクストタイムは「一本のエンピツ」です。 |
今日の一言シンハラ語は | |
日本語 | 今日は良い天気ですね |
シンハラ語 | アダ ホンダ カーラグナヤネ |
英語 | It's a fine weather today |