アーユーボーワン、ティラカです。 ティラカとオーナー パート1 ティラカはオーナーと知り合って3年になります。これから時々オーナーとのエピソードを書くことにしました。日本ではお酒を飲みながら上司のグチを言って「うさばらし」をするそうですが、ティラカはこのティータイムでオーナーのウィークポイントを書いて「ドジ!!」「オマヌケ!!」としかられている日頃のフラストレーションを発散させたいのです。みなさん、聞いてください。 * ****海外旅行の苦手なオーナー***** オーナーが女性であることは以前P・Sでお知らせしました。年齢はいつも詐称しています。毎年バースデイは38のままなのです。理由は亡くなったご主人の年齢が止まったままなので姉さん女房にならない為だと言い張るのです。 ティラカは明るくて、人に親切で、仕事に一生懸命なオーナーをとても尊敬しています。けれども、スリランカに一度も行ってくれないことに不満を持っていました。ところが去年どうしてもスリランカに仕事で行かなければならないことになったのです。兄姉にも会ってもらえる。幼稚園でみてもらえる。象の孤児院も仏歯寺も、シーギリヤロックも案内できる。と、ティラカはスケジュールをいっぱい作って出発しました。お土産をいっぱい買ったスーツケースは重量オーバーで高い別料金を取られたのに、ターミナルでまだ買いまわるのであやうく出発時間にアウトになるところでした。まるで新幹線に乗る感覚なのです。以前にも「その飛行機に乗るのーっ!待ってー!」で、乗り遅れたことがあると聞いていましたが、やっぱり!!やっとの思いで飛び乗ったのですがシンガポールエアラインのビジネスクラスなどティラカは乗ったことがありません。いつもエコノミークラスです。しかしオーナーは嫌なのです。 なぜか?予約の時に「日本食」と指定しているのです。そうです、オーナーは日本食以外はダメなのです。このことはヒルトンホテル、キャンディアンリーチホテルの滞在でも同じことです。とにかく日本食以外は食べないのです。正確に言うと「好き嫌い」が多くて食べられないのです。 キャンディには日本食はありませんので食べるのはパンとミルクティと卵だけ。スリランカ滞在5日間に食べたのはこれ以外ではカシューナッツ、モンキーバナナ。ホテルを朝8時にパンとミネラルウォーターを持って出たら、夜7時か8時に戻るまで何も食べてくれません。 元文部大臣の家に行った時、出されたミルクティを「おいしい!!」と3杯もおかわりしてくれた時、どれほどホッとしたことでしょう。6人の兄姉の家は毎日たくさんのごちそうを作って私達を待ってくれていたのですが、ついにティラカはカレーも、自宅での食事も、一度もできないまま日本に帰ってきたのです。 ティラカの苦労はまだまだ続く・・・・・・。 |
今日の一言シンハラ語は | |
日本語 | お食事をどうぞ |
シンハラ語 | カルナーカラ ダワルケーマ カンナ |
英語 | Please have your lunch. |