アーユーボーワン、ティラカです。 ティラカとオーナー パート3 オーナーのことを「うさばらし」に書くにつれだんだんとテンションが上がってくるティラカです。 ティラカはいつも感心していることがあります。それはオーナーの記憶力の良さです。数字などは時々記録を見て確認していますがそれ以外はほとんど覚えているのです。ただ不思議なことに『物の置き場所』に関してはいつも忘れてしまい、「どこへ置いたかな、知らない?」という感じ。 その他、特にプライベートなことについてはひどいもので約束も時間も、どこへ行くのかさえも忘れるほどなのです。 今日もスリランカエピソードです。コロンボのホテルから工場などへ行くには車で2〜3時間移動しなくてはいけません。しかも、アスファルト道ではありませんし、スリランカには高速道路がありません。オーナーはそんな長い移動時間中、窓の外を観察しては次々と質問をしてくるのですが驚くのは絶対メモを取らず、その場で全て記憶してしまうことです。私がクエスチョン?で聞くとオーナーは言います。「ティラカ、国によってはメモも写真もダメなところも世界にはあるのよ。」すごーい、なるほど!!と感心していたのにその後とんでもないことをしてくれたのです。 首都コロンボは特に治安に対して厳戒体制を取っており、あちこちで軍隊が車をストップさせて機関銃を向け「ゲットアウト!!(出ろ)」そして車の中や車体の下まで調べるのです。ハッとして見るとオーナーは車からまだ降りていません。あわてて催促しても知らん顔。「英語が通じませんので。」などとトンチンカンな弁解をしてやっと通過すると、とたんに日本語で「おつかれさまー」と笑顔で手を振るのです。アーミー達もつられて「バーイ」と笑顔。ティラカはカンカンになって「もう!!撃たれたらどうするの!!」とガミガミ怒っているのにオーナーときたら「ティラカ、外国人を出迎えるのには機関銃よりお花のほうがいいわよ。」とニコッ。もうティラカ知らないっ!! 心臓が止まる程心配してるのにー!!この後もティラカのフラストレーションはまだまだ続くのです。 1. ホテルの金庫のカギの置き場所を忘れてしまい思い出してくれない。結局、セキュリティを呼んでカギを壊すこととなりフロアーマネージャーに笑われた。あー、はずかしかった。 2. ヒルトンホテルのVIPルーム(ゼネラルマネージャーの好意)に案内されたのに、キングスベッドに二人寝たくないと部屋を替えさせたのに入ったとたんに狭いからイヤ。次の部屋もイヤ。あっちこっちと部屋を見て、結局最初の部屋に戻ったら「セカンドベッド持ってきてね。」 日本ではタタミの部屋で一人用のフトンで寝ているオーナーはベッドが嫌なのです。日本で出張に行くときはどんなに狭くても和室なのです。これじゃー海外旅行できないはずだー!! ティラカの要求 1.「英語知らん」顔しないで!!―知ってるのに!!− 2. 仕事の記憶力がいいのにどうしてカギをかくした場所忘れるの!! |
今日の一言シンハラ語は | |
日本語 | どうぞ忘れないでください |
シンハラ語 | カルナーカラ アマタカ カランナ エパー |
英語 | Please don't be forget. |