アーユーボーワン、ティラカです。 皆さんが今日のティータイムを見てくださっている頃、ティラカはスリランカにいて姪の結婚式に出席しています。そして脳梗塞でリハビリ中の兄を見舞いにいきます。 さて、今日は日本とスリランカの祝事の違いを書いてみようと思います。日本に来てよく招かれるのはバースデーパーティーです。年齢の数のローソクを立てたケーキを囲みながら、ティーパーティであったり、夕食ならシャンパンやワインなどで料理をいただく事が多くなります。 子供が主役ならクラスメートを招いて、又、両親祖父母達と食事をしてプレゼントをいただきますね。私の日本の友人達の場合、親しい友達が集まってレストラン等で会費を出し合い、プレゼントもみんなで買って花束を持って歌を歌いながら渡すのが一般的なパターンです。 スリランカでも日本と同じパターンのバースデーパーティーでした。ただし仏教国ですからお寺に行ったり、家にお坊さんにきていただいてお経を読んでいただきお供えをするというのが特徴です。そんなバースデーのお祝いの仕方が近年変わってきました。 自宅で家族、友人と楽しむスタイルからその費用を社会貢献に使うという考え方になってきたのです。 誕生日を祝ってもらう本人や親が施設に食事や服、生活品を持っていき、配って喜びを共にし、その日一日を話し相手やお手伝いをして過ごします。またプレゼントにかわってお金を寄付することもあります。これは重い病気で手術が必要なのにもかかわらず費用がなくて出来ないでいる人を助けることをバースデーのお祝いと考えているからです。 スリランカは日本から多くの支援をいただいています。その日本の温かい心をいただいている私達が今度は自国で、自分に出来ることを他人に施す心を持ってバースデーを過ごそうという考え方になりつつあることはとてもよいことだと思います。 私の誕生日はたいがい日本にいる時なのですが兄姉達は私へのお祝いでお寺への寄付と近所にあるボーイズホーム(親のいない男の子だけの施設)に食べ物や生活品を届けてくれています。そして日本では私の友人達がホームパーティーで祝福してくださるのでティラカは二重に幸せです。 |
今日の一言シンハラ語は | |
日本語 | 今日は楽しい一日でした。 |
シンハラ語 | アダ ヴィノーダ ダワサク ウナー |
英語 | I enjoyed much today. |