アーユーボーワン、ティラカです。

結婚式シリーズ パート1

結婚の申し込み

突然「会って欲しい人がいるの、明日帰る」と彼女からの電話。「掃除しなくっちゃ!!食事は何がいいかしら、どの部屋に泊まってもらえばいいかしら、ティラカ手伝って!」とジタバタするママの所に次の日「ただいまー!!」と身長差25cmのカップルが帰ってきた。
日本では結婚の申し込みのスタイルは色々あるようですがやはり一般的には、まず彼が彼女に「結婚してください」「はい」と意志を確認しあった後、彼が彼女の家に行き親に「お嫁にください」とか「結婚させてください」と申し込む。
そこでOKが出たら今度は彼女を彼の親に紹介して決定。その後結婚式の仲人を決め、仲人夫妻が「結納の品と結納金」を彼女の家に届ける「結納の式」があり、両家の親兄弟との顔合わせへと続くようですが最近は簡素化されて、結納式をしないで二人だけでエンゲージリングを贈り合うとか、仲人を頼まずに二人だけで式を挙げ、パーティーに友人をたくさん招くというスタイルが多くなっているようですね。
スリランカでも二人が合意するところまでは日本と同じです。結婚までの方法としては「お見合い」「恋愛」の2パターンがあり、以前は圧倒的にお見合いや親が選んだ人というのが多かったのですが、ここ10年位で恋愛結婚が多くなってきました。
スリランカではお見合いの相手の家を訪問する時の特徴として、女性側が男性側を初めて訪問するとき、本人(娘)は行きません。
その時、大勢のファミリーで訪問するのですが女性軍はたくさんのアクセサリー類を着け、着飾っていきます(これは娘の実家が裕福であると男性側に誇示するパフォーマンスの意味もあります)。
日本の皆さんが驚かれる特徴としては新聞の日曜版に花嫁・花婿募集の広告が出ることでしょうか。年令・学歴・職業だけでなく宗教やカーストもそこには書かれています。
花嫁の持参金や持参財産(家具から土地にいたるまで)の内容まで書いてあるのです。
こんなこと日本ではアンビリーバブルですよね。

ネクストタイムはスリランカの結婚式 パート2

P・S  彼は結婚の申し込みの言葉がなかなか言い出せず「・・今まで・・大切にお育てに・・なられたと・・思います。・・私も大切に・・・いたします。どうぞ・・よろしく・・お願い・・致します。」でした。30分の正座、お疲れ様でした。

今日の一言シンハラ語は
日本語 私の一番大切な人はあなたです。
シンハラ語 オバ マタ シティナ ワティナーマ プットュガラヤーヤ
英語 .You are the only one who is very important for me.

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