アーユーボーワン、ティラカです。

日本の皆様はじめまして

★ 7月から7ヶ月間の研修
私は、神戸ランカ幼稚園の、チャンディ・ヘーラットです。大阪府の海外技術研修員として、7月5日に来日しました。私の他には、インドネシア、中国、ラオス、そしてもう一人のスリランカ人が研修生として来ています。観光、建築、マーケティング、水道など、専門はみな違いますが、とても仲良くなりました。5人に共通の言葉は日本語しかないので、なんとか日本語で話をしています。7月15日から9月25日まで、5人一緒に日本語の研修を受けて、10月1日からは、それぞれの専門の研修です。私は東豊中幼稚園で、教育実習をしているところです。

★ 園長や、日本の知り合いに支えられて
日本に来るという夢が実現することになったときは、とても嬉しかったですが、全く知らない所で、どんな生活をすることになるのか、不安でした。でも、ティラカ園長をはじめ、何人もの知り合いが日本にいることを考えると、とても心強く感じられました。
日本で学びたいという希望を持っているからには、勇気を出さなければと思い、その気持ちを持って日本に来たら、こちらの生活にもだんだん慣れることができました。日本に来て印象的だったのは、日本人が時間を良く守るということと、なんでも機械化が進んでいるということです。私の国では人間の力でやっていることを、日本では、技術を使ってやっています。

★ 仕事熱心な日本の先生たち
今私の研修先になっている東豊中幼稚園は、園児が300人、先生は21人もいます。
神戸ランカ幼稚園は園児が70人、教員が4人ですから、だいぶ規模が違います。日本の幼稚園は、保育時間がとても長いのですね。神戸ランカ幼稚園は、毎朝8時半に始まって、11時半には終わります。日本では保育時間が長いため、ずいぶんたくさんことを学んでいるように思います。それから、先生方が、非常に長い時間働いていることにも驚きました。私が幼児教育についていろいろな質問をすると、先生方は、忙しく仕事をしている合間に、答えてくれたり、作品を教えてくれたり、一生懸命指導してくれます。

★ 教え込むのではなく、自分で考えさせる
スリランカでは、親が強く希望することもあって、文字を教えることに力を入れていますが、日本では、文字はあまり教えていないようです。先生が子どもに何かを教えるというより、何でも自分の頭で考えさせるように、自分の力でできるようにさせているところが、スリランカと違うところだと思いました。それから、子どもが間違ったことをすると、それをしてはいけない理由をよく説明して、謝らせ、同じ間違いを繰り返させないように厳しく指導していることに気づきました。スリランカでは、「ごめんなさい」や「ありがとう」をあまり口に出して言わないので、謝ったりお礼を言ったりすることをしっかり教えるというのは、とても大事なことだと思いました。

★ 学んだことをスリランカで生かしたい
日本で学んだことをそのままスリランカで100%行うことはできませんが、神戸ランカ幼稚園がよりよい幼稚園になるように、頑張りたいと思います。私が日本に来て初めて分かったことを、スリランカにいる先生方に伝えるのは、簡単ではないと思いますが、せっかくいろいろな経験をすることができたのですから、できるだけ、それを生かすようにしたいです。

最後になりましたが、神戸ランカ幼稚園を応援してくださっている日本の里親の皆様、本当にありがとうございます。

チャンディ・ヘーラット
2002年11月

今日の一言シンハラ語は
日本語 新しい生活を始めました。
シンハラ語 アピ アルット ジーウィタヤク エランブワー
英語 We started a new life.

Next tea time is once

●今までのお話をご覧になりたい方は!!